支援事例:学習塾の生徒募集
【相談内容】
ある学習塾から、新規生徒の獲得方法について相談を受けました。
【相談概要】
この学習塾の強みであり競合差別化要因である「小学校で勉強の出来ない生徒の学力向上」をもとに、リアルでの広告宣伝方法を提案しました。
学習塾は小学生を対象に英語や数学などの教育サービスを提供しており、近隣には競合他社も存在しています。
HPやLINEを使ったインターネット宣伝にも注力していました。
また、入塾後の満足度は非常に高いとのことでした。
とはいえ、「勉強の出来ない生徒」という特殊性故に、紹介が広まりづらく、生徒数の先細りの不安を感じての相談でした。
【提案内容】
提案内容1:看板の設置
ビルの上層階にある学習塾は看板が設置されておらず、通りに面したガラス沿いに学習塾であることをPRするポスターが貼られていました。
小学生の通学路沿いに塾がある好立地であるものの、これでは道路からは見えにくく、親御さんが塾の存在に気が付きません。
このため、道路沿いに面したところに看板を設置することを提案しました。
看板のデザインは、学習塾のロゴを大きく配置し、小学生が対象、得意な学習分野などの教科名を配したデザインを提案しました。
提案内容2:チラシの作成
チラシなどの広告媒体もなく、近隣の住民にアピールするために、学力に自信のない子供や保護者をターゲットにしたチラシを作成することを提案しました。
チラシのデザインは、明るくカラフルな色を使い、学習塾の特徴や強みを簡潔にまとめたものや、イベントなどの告知などの提案をしました。
提案内容3:チラシ棚の設置
学習塾の入口にチラシ棚を導入することを提案しました。
チラシ棚には、学習塾の特徴や強みをアピールするチラシを多数用意し、保護者や子供が自由に取ってもらえるようにしました。
また、棚の上部には学習塾のロゴ、小学生対象、対象となる教科名を大きく表示し、見た目のインパクトを与えることで注目を集める効果を期待しました。
更に、雨天などに備え、カバー付きで、持ち運びが容易な棚を提案しました。
【所感】
規模があまり大きくない学習塾などのビジネスは、リアルでの広告宣伝がとても重要であると感じています。
特に、学習塾は地域密着型のビジネスであり、近隣住民に存在してもらうこと、信頼されることが生徒獲得につながることが多いです。
看板やチラシなど、身近な媒体を駆使して、リアルでのアピールを強化することが大切です。