状況把握する汎用テクニック
経営、業務において、状況を把握したい時があると思います。
その時に簡単に使える、汎用的なテクニックを紹介します。
抽象化と具体化
状況が複雑になっているときは、「ざっくりといえば?」という抽象化をしてみてください。
例えば、文字数だと200文字以下、話すと1分以内になるぐらい状況をまとめたり、箇条書きにしてみてください。
逆に、状況が大雑把すぎるときは具体化が必要です。
次項目の5W2H(いつから、いつまで、どこで、だれが、だれに、なにを、どのように、いくらで)など切り口・フレームワークを使いながら、具体化化を勧めてみてください
切り口・フレームワークの活用
世の中には、様々な切り口・フレームワークがあるので状況把握に活用してみましょう。
例えば以下の考え方があります
- 5W2H
いつから、いつまで、どこで、だれが、だれに、なにを、どのように、いくらで - 最小的な事業構造
商品サービス、顧客 - 経営資源
ヒト、モノ、カネ、情報 - 自社を取り巻く経営環境1
市場顧客、競合、自社 - 自社を取り巻く経営環境2
外部環境(機会、脅威)、内部環境(強み、弱み) - 自社視点における顧客と内部資源(4P)
需要、ニーズ、製品、価格、販路 - 顧客視点における顧客と自社の魅力(4C)
問題解決、ウオンツ、顧客の求める価値、顧客の支払うトータルコスト、利便性(立地、曜日や時間帯、オンライン・オフライン)、コミュニケーション(事前・事後の情報収集、アフターサービス) - 人材
採用退職、配置、評価給与、能力開発 - 組織活動
組織形態(顧客別、商品別、地域別)、組織階層(部課、リーダー)、責任と権限、情報共有 - カネ
損益(売上・費用)、資金調達と資産(自己資金、借入、資産(現金、在庫、建物設備))