自社の存在する正当性について考える
こんにちは、中小企業診断士の布能です。
最近、下記のコンサルタントの教科書という本を読みました。その中に「自分がそのことを語る”正当性”を見つける」という内容が書かれていました。この書籍の中では、価格交渉の話で説明が進められていました。
しかし、「自分がそのことを語る”正当性”を見つける」ということは価格交渉という側面だけでなく、企業の存在意義についても言えるのではないでしょうか?
複数の競合店がいる中で、顧客があなたの企業(お店でもよい)を選ぶには、何らかの理由があります。
例えば、マーケティング面だけでも以下のことが考えられます。
- 商品・サービスが良い。
- そこでしか手に入らない商品・サービスがある。
- 特定分野の品揃えが豊富である
- 駅から近い、家から近い。
- 駐車スペースがある。
- その企業(お店でもよい)のことを知っている。
- 何度も利用しており、信頼できる。
- 適正価格である、安い。
正当性は、後付けで考えることもできますが、それを「正当な自社の売り」とすることもできます。
創業前であれば、正当性をシッカリと考え、コンセプトの1つとすることが重要です。また、売上が低下した場合も、一度振り返って、顧客が何故自社で購入するのか、その正当性を得て、新たなコンセプトとして企業改革を進めることが重要です。
いずれにしろ、今一度、「自社の存在する正当性」を見直してみてはいかがでしょうか?