再現答案を作るメリット

昨日、今年度の中小企業診断士の二次試験が行われました。
試験を受けた方は、お疲れ様でした。

再現答案は早めに作ってください。

できれば予備校の模範解答を見る前に作ってください。
記憶の忘却や、予備校の模範解答を見たことなどにより、精度の高い再現答案が作れなくなります。

私は、再現答案を作る作業を何度も行いましたが、胃の痛い作業です。
この為、結構後回しにしていたこともありましたが、遅くなると精度が下がってしまうので、お勧めしません。

この再現答案は、今後、色々と使えます。

  • 合格後、口述試験対策として、筆記試験でどのような対応をしたか頭に残りやすくなり、当日の突発的な質問でも対応力が向上する。
  • 合格後、自分が合格した理由と、どういったことが診断士として求められているのか?、ということの一端を理解する手助けとなる。(質問に沿って、わかりやすさ、切り口など)
  • 不合格となった場合でも、自分の成績(ABCD)と、他の不合格者(BCD)や合格者の良解答(Aランク)との再現答案の差を分析して、翌年合格した人もいる。

 

再現答案を作っていない人は、もう少しだけ、辛抱して、再現答案を作ってから、ゆっくりと休んでください。
この記事を読んでくださった皆さんの合格をお祈り申し上げます。

 

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(中小企業診断士 布能弘一)

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