「チーズはどこに消えた?」と最近の自分
こんにちは、今回は思い付きでダラダラと書かせていただきます。
テーマは『「チーズはどこに消えた?」と最近の自分』です。
「チーズはどこに消えた?」の概要
「チーズはどこに消えた」は、かなり前にベストセラーになった本です。
大きく2パートに分かれており、「ある大人の同窓会の話」と「チーズを求める小人とネズミ」ですが、今回は、「チーズを求める小人とネズミ」のパートのみ書きます。
ネズミのスタッフは、いち早くチャンスを見つけます。
ネズミのスカリーは、すぐさま行動を起こします。
小人のヘムは、変化を認めず、変化に逆らったりします。
小人のホー(主人公)は、もっと良いことがあるかもしれないと、変化の波に乗ろうとします。
ネズミの2匹は、頭が良くなく、非生産的な行動を繰り返します。一方で、単純に物事を考え、変化に素早く対応できます。
小人の2人は、頭が良く、非生産的な行動を生産的な行動に変えていきます。一方で、複雑に物事を考え、変化に対して反応が遅くなりがちです。
チーズを求めて探す4人(?)は、ある場所で大量のチーズを見つかました。
そのうち、頭の良い小人の2人は、チーズを探すのをやめて、この場所で暮らし始めました。
ところが、ある日、チーズが突然なくなりました。
この突然の変化に対して、
ネズミのスタッフのスカリーはすぐさま次のチーズを探しに行きました。
小人のヘムは、「なぜ?」という思いが強く、全く動けませんでした。
小人のホー(主人公)は、「怖い中でも試行錯誤を繰り返し、動き始めました。」←ここが話の中核
<ホー(主人公)の試行錯誤の最中>
- チーズを手に入れれば幸せになれる
- 自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたくなる
- 変わらなければ破滅することになる
- もし恐怖がなかったら何をするだろう?
- 常にチーズの匂いをかいでみること
- 新しい方向に進めば新しいチーズがみつかる
- 恐怖を乗り越えれば楽な気持になる
- まだ新しいチーズが見つかっていなくても、そのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する
- 古いチーズに早く見切りをつければそれだけ早く新しいチーズがみつかる
- チーズがないままでいるより、迷路に出て探したほうが安全だ
- 従来どおりの考え方をしていては、新しいチーズはみつからない
- 新しいチーズを見つけることができ、それを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える
- 早い時期に小さな変化に気づけば、やがて訪れる大きな変化にうまく適応できる
<ホー(主人公)の最後の感想>
- 変化は起きる
- 変化は予期せよ
- 変化は探知せよ
- 変化にすばやく対応せよ
- 変わろう
- 変化を楽しもう
- 進んですばやく変わり再びそれを楽しもう
最近の自分との比較
この「チーズはどこに消えた」は、私にとって印象に残る書籍の1冊です。
初めて読んだ頃には、私自身は、小人の2人中間ぐらいだと考えていました。
ところが、最近の行動は、どちらかといえば、ネズミのような、とりあえずやってみよう的な面が強まっている気がします。
「あまり考えずに行動して、後から考える。(後悔 or やってよかった or 次回からは~しよう)」というパターンですね。
最近、「ビジネスには正解がない」という、当たり前のことを思い出す機会がありました。
ビジネスは理論的でないとマズイことも多いですが、それを頭の中だけで捏ねくり回すだけだと、あまりいい結果にならず、別の意味で悪い方向に陥っていくと感じています。※最近の実体験でもあります
「結局のところは、失敗や間違いをするリスクはあっても、行動しないとダメだよね。」というのが、最近のスタンスとなっています。
はたから見ると、危なっかしく感じるようですし、自分でも無謀だなーとか思いつつも、楽しみつつ行動している感じです。
また、最近の行動を振り返ると、このチーズの言葉あたりと共感が持てますね~。
- 自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたくなる
- 変わらなければ破滅することになる
- 新しい方向に進めば新しいチーズがみつかる
- 恐怖を乗り越えれば楽な気持になる
- まだ新しいチーズが見つかっていなくても、そのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する
と、ふと感じてみたことを、つらつらと書いてみました。
(中小企業診断士 布能弘一)