経営相談窓口の担当による対応状況の噂
少し同業の相談担当者のお話し。
これまで相談窓口担当で、あまり不評は受けたことがないけど、同業の相談窓口の担当者のことをあれこれ聞くことがある。
- 報告書が曖昧
「何々という相談があり対応した」という簡潔すぎる報告書を書く担当者がいるらしい。
報告書って、記載欄が狭いことが多いけど、さすがにこれはまずいと感じる。
「どんな業者さんで、どんな状況のなか、どんな相談があり、どんな対応をした」ぐらいは書いた方が良いと思うのだが…。
報告書の提出先は、更に別の人(事務局や上司など)にも報告することも多いのだから…。 - 尊大な態度で対応
相談者になるまでの経験は様々だけど、上から目線になって教えたがる人もいるらしい。
前職が大手企業や大手金融機関出身の相談担当に多いらしいが、ここは人にもよるとも思う。 - 状況に合わせない提案
相談窓口の性質上、事前情報による先入観や思い込みが発生することがある
慣れない人には意外だと思われるけど、状況や困りごとは常に変化しているし、事前情報の聞き取りミスもある。
流されすぎるのもいけないのだけど、先入観や思い込みにより、役立たない提案になることもある
再ヒアリングや、適宜の確認は重要。 - 論理的かつ具体的でない提案
論理的かつ具体的な提案をしない人がいるらしい。
相談窓口だと状況に合わせたアドリブが多いため、難しいことは承知だけど、論理的、具体的でないと相手に伝わらないよね。
自分は論理が重要なSEが長かったためか、非論理的な思考から発生した提案は多くない方だけど、相談員の経歴は様々だから違うなのかもしれない。 - 出来ない提案
経営資源は、ヒト・モノ・カネ・情報といわれるが、相談窓口に立つと、マンパワーの限界、時間の限界、お金の限界、感情的な問題なども考えた提案が必要だと感じる。
提案自体は、マンパワーと時間は絶対必要なので、ここは省力化する提案が必要である。
お金は制約になりやすいので、まずお金をかけない工夫を提案する必要がある。
感情的な問題が発生した場合は、大抵どうにもならない。可能な限りその提案に固執するのはやめる必要がある。
もちろん自分にも欠点があるので大口は叩けないし、持ち味は担当者それぞれなのだけど、色んな人がいるよね~。